「社会福祉法人として許されない」元施設長が3400万円着服・山形市 8/2
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/638140?display=1
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施設長をつとめていた40代の男性です。元施設長は、2011年から職員の給与を管理する仕事を1人で担当していましたが、2013年の7月から去年8月までのおよそ10年間、本来の給与を水増しし自身の給与口座に振り込まれるよう書類を書き換え着服を繰り返していました。着服額はひと月当たり1万円程度から50万円程度で、10年間の合計はおよそ3400万円にのぼるということです。かねてより1人の業務体制を改善しようとしていた施設側が2名体制にする過程で書類の異常に気づき、元施設長に事情を聞いたところ着服を認めたということです。
~中略~
不備を認めた上で、「社会福祉法人として許されることではない。明らかな犯罪行為であり刑事告訴を検討している」とコメント
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これは見つけられませんね。
特に人件費支出は、福祉施設にとって一番ボリュームがある科目です。
予算をたてても、予定通りに人材がそろわないこともあるので、超過勤務が発生するのもあり得ます。
それに対して、「明らかな犯罪」というのはごもっともです。
ですが、そもそも論からいえば、管理者に給与計算までさせていたことが問題なのではないですか?
元給与担当の私でも、財務諸表からだけでは不正が見つけられないような業務です。
管理者と会計・総務(人件費計算)との関係は、鍵と錠のようなものです。
その役割をいっぺんに管理者に押し付ければ、不正をしたって見つけられませんよ。
自分たちで牽制の取りえない業務分掌組んでおいて、
「社会福祉法人として許されることではない」?
なら言った人も同罪ですよ。自分の配慮不足を認めるべきです。
もっとほかの社会福祉法人は厳密にやっていますから。
あと、ポーズを決めすぎです。