86.9%が「ChatGPTによる保育の質や保護者・家庭への支援向上」に期待 =明日香調べ= 6/13
https://ict-enews.net/2023/06/13g-asuka-2/
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「Q1.あなたは、保育にChatGPTが活用されることによって、保育の質や保護者・家庭への支援が向上すると思いますか。」の問いには、「非常にそう思う」が43.0%、「ややそう思う」が43.9%の回答となった。
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私もchatGPTについては記事をさせていただいております
その上で、保育の質、支援の向上はするか?という問いなんですが、私は絶対に
しない
と思います。
汎用性ですから、利用することにより保育の質の向上を感じる場面もあるとは思います。
なんですが、一番大事な問題に触れていないことがあります。
それは保育サービスを必要としている受け側のことです。
それは園児ではなく、
「親」
です。
必要な情報を求めている、一番の顧客である「親」にとって、その汎用性は「わかりやすいか?」が置いてきぼりなんだと思うんです。
読んでいただいている方も実体験があると思いますが、性別においても実感に差がありますよね?
おおざっぱに分けると
男性・・・端的で、論理的な言葉・文面
女性・・・感覚的で、情動的な言葉・文面
に分けられると思ます。(あくまでも抽象的に分けただけなので、悪意などはございません。)
そして、保育現場は、保護者も保育士も女性が多い場所です。
AIのような汎用性の高い文面となれば、男性的な文面になりがちです。
そこに差が出てくるんです。
いくら論理的といっても、受け側が母親である場合、それは果たして「わかりやすい」でしょうか?それよりも、同性である保育士ととるコミュニケーションにこそ、共感し安心感を感じているのであろう場面を多く見てきました。
コミュニケーションの場で、汎用性だけが一番だとはいいがたいと感じているので、chatGPTの利用をしても保育の質や支援の向上はしない、と思っています。