1.ニュースまとめ
静岡の園児虐待、保育士1人を略式起訴 共同 4/25
https://news.yahoo.co.jp/articles/77c8255c18e535e594750376a9636571333d954c
園児暴行 元保育士2人不起訴 別の暴行罪で1人を略式起訴 fnn 4/25
https://news.yahoo.co.jp/articles/58327fad5e88003b000626541b94879285fa61df
【速報】園児虐待で逮捕の元保育士3人 検察は1人を略式起訴・2人不起訴 静岡 テレビ静岡 4/25
https://news.yahoo.co.jp/articles/89b8dc7206e444fac0609e0605135fef5437aa10
園児虐待で尻の湿疹触らせる…裾野の保育士３人のうち１人略式起訴・２人は不起訴 読売 4/25
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230425-OYT1T50161/
"起訴状では、女は昨年６月１７日、園児（当時１歳）の両足首をつかんで宙づりにしたほか、７月２８日には別の園児（同）の手をつかみ、手足口病の感染が疑われる園児の尻の発疹に触らせたとしている。"
静岡 裾野 園児暴行疑いの元保育士3人 1人略式起訴 2人不起訴 NHK 4/25
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230425/k10014049261000.html
保育士１人を略式起訴 裾野・園児虐待事件 ２人は不起訴 静岡新聞 4/26
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1230614.html
園児に暴行した容疑で逮捕された元保育士3人を不起訴処分に 担当弁護士は身柄を拘束しての捜査を批判 静岡・裾野市 静岡朝日テレビ 4/26
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4ebaf339d078244933bc9cf6b54a30bc463982d
"不起訴となった被告の弁護人 原孝至弁護士:
「不起訴という処分は相当なのではないかと。身柄を拘束して捜査する必要があったのか？これは今後の捜査のためにもしっかり考えなきゃいけないことだと思います」
この問題を巡っては園の運営法人が県と市から改善勧告を受け先月、再発防止の取り組みなどを中間的にまとめた報告書を提出しています。"
2.これまでの出来事と当ブログでの発言
2022.11.30記事
著者の発言
“これは不適切保育ではなく、虐待です。”
2022.12.7記事
『てぃ先生「犯罪なので警察が動いて」１歳児虐待の保育園に怒り心頭 12/1
"「しつけのためにやったとか、不適切な保育だったというが、れっきとした犯罪」「子どもに対するしつけとか、不適切という表現になるが、大人相手なら犯罪。なぜ子ども相手だと甘い表現になるのか」"』
『裾野市 村田悠市長
「通常会社であれば入社時にこのような誓約書を書くことあると思うが
この時期に及んでこのような誓約書をとらせるのは隠蔽体質そのものだと思っている。信用ならない」』
『百田尚樹氏もあ然「それはあかんわ」 旧知の田母神俊雄氏が「問題にすることか」と園児虐待を軽視
"「田母神さん、それはあかんわ。わしは逮捕に値すると思うね。仮に不起訴になっても、絶対に許されることやない」』
この人たちは、今回の警察側の処分をどのようにお感じなんでしょうか？
それとは別にこの方の危惧は、的を得ました
『立川志らく 園児“暴行”容疑の保育士に「氷山の一角の可能性…日本中にまん延してるってなったら」 12/5
"～前略～だからちゃんと分かってるんですよ。それをこんなひどい目に遭って、これがもし日本中にまん延してるってなったら大変なことですよ」』
2022.12.10記事
2022.12.11記事
裾野市の認可保育園 虐待行為で保育士逮捕について
著者の発言
“①この事件で一番印象に残る犯罪行為は何でしたか？
②この事件は異例だった
③逮捕が早すぎた”
2022.12.17記事
ニュース特集：静岡県裾野市 認可保育園の虐待行為 まとめ（～12/14） と容疑否認について
著者の発言
“バス置き去り事件など保育に関わる問題が多く発生している静岡県警としては、どうしても立件を急ぐばかりに、証拠の不十分さという勇み足が、ここで馬脚を露したと言えないでしょうか？”
2022.12.24記事
ニュース特集 保育園での虐待問題報道発表一覧表 11月～12/22
著者の発言
“問題が大きくなる前に、当該園のみならず、当該地域の担当課が火消作業をしたようには感じられないでしょうか？”
2022.12.30記事
ニュース特集：静岡県裾野市 認可保育園の虐待行為 まとめ（～12/29）と釈放と強制捜査について
『"保護者有志が園の存続などを求める署名活動を行った。全保護者約百十人のうち八割強が署名"』
著者の発言“逮捕までしたばかりに、報道では3保育士の実名・顔写真が公表されるまでの事態が起きています。この事態が、「事件として取り扱う」ことの良い結果だったのでしょうか？”
“いきなり事件で取り扱ったことは、あまりに静岡県警がポーズを決めすぎた、逮捕は行き過ぎだったのではないかと感じています。”
2023.1.28記事
ニュース特集：静岡県裾野市 認可保育園の虐待行為 まとめ（～1/25）市長告発取り下げへ
著者の発言
“この事件が残したものを考えてみると
・裾野市 村田 悠市長の元園長への刑事告発という スタンドプレー
・強制捜査をただ煽り立てただけの著名人たちなのに、世間はそれへの賛美
・日本全国の保育園および保育士たちは皆、虐待をしているのではないかという色眼鏡で見られる”
2023.2.18記事
ニュース特集 保育士“園児虐待”報告遅れで健康福祉部長を文書訓告 裾野市
著者の発言
“市長は発言の度に「市民のみなさまには」を何度も繰り返していますが、ここまできての印象は、本当に市民のためだったの？本当は市長のためだったんじゃないの？”
3.終わりに
当ブログでこの事件をずいぶん取り扱い、著者自身の考えについてもこのように発言してきました。
そして今回二人は不起訴、一人は別件で逮捕となり、担当弁護士の「身柄を拘束して捜査する必要があったのか？」という発言にはとても強くうなづけます。
不適切保育・虐待という問題の重さを、全国の保育現場が再認識する機会にはなりました。
ですが、逮捕後の全国注目度の低さとともに、容疑者段階での顔、実名報道までされたこと、便乗した評論家たち、これらの行動は目に余る結果でした。どこかこの保育士たちを凶悪犯に仕立て上げようとした動きだったとも感じられます。
もちろん園児たちの安全を確保した上で、このような取り扱われ方のする報道が2度とされないことを祈ります。
