2022.6.25
東京23区、高校生まで医療費が無料に 所得制限なしで23年度から 6/21
という、ニュースが報道されていました。
全国はどのようになっているか調べてみるとこのような画像がありました。
都道府県一覧
自治体における乳幼児医療費助成事業一覧: 子ども・子育て本部 - 内閣府
この資料は平成17年のものなので、現在はどのように変わっているか調べてみます。
この資料の中でも対象年齢が3歳までと、他の都道府県と比較し、助成の少ない地域がどう変わったか調べました。
福井県
入通院ともに中学校3年生までの子どもを助成対象に
奈良県
概ね中学校卒業まで
佐賀県
0歳から小学校就学前までの子ども
宮崎県
小学校入学前まで(6歳に達する日以後の最初の3月31日まで)
とどの地域も対象年齢が上がっています。
ですが、東京都のように高校生まで無償することは、他の都道府県は当面難しそうですね。
厚生労働省では、全国で子どもの医療費を無償化した場合、数千億円規模の波及増加があると試算しています。
厚生労働省「第4回子どもの医療制度の在り方等に関する検討会(2016年2月)」より
と国主導で、無償化していくことも難しいようです。