ヌーソの皿の上

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介護崩壊の危機:徴介制が迫る現実について

このままだと2040年までに"介護崩壊"が起きる…介護を「だれもやりたがっていない仕事」にした決定的要因https://news.yahoo.co.jp/articles/07278b2b88cdd7d0a844da3163efa3ef424d1e20?page=3

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■なにかしら手を打たなければならないのが現実だ

 「いやいや、さすがに『徴介制』なんて、いくら政府でもそこまで踏み込むことはありえないだろう」――という意見はあるかもしれないが、私は全然「ありえる」と考えている。というか「ありえる」かどうかをあげつらう以前の問題だ。財政的・人員的逼迫(ひっぱく)状況はますます深刻化し、一方で2040~2050年ごろには認知症高齢者がいよいよ1000万人に到達することが推測されている。ますます少なくなっていく人員でますます多くなっていくニーズをこれまで通りの水準で満たそうとすればするほど、そこで働く人の環境や処遇はさらに劣悪なものになっていく。なにかしら手を打たなければならないのだ。"

 

 

 

なかなかの極論だと思っています。

徴兵制ならぬ、徴介制ですか。

 

それを導入するということは、より介護はやりたくない仕事になるということですね。そして、徴兵制と同様、その間は苦役であり、キャリアも詰めない、社会的な罰則的な位置になります。ということは、より介護現場での暴力事件などの増加もやむ負えないと考えるべきなんでしょうね。

 

どうも現実離れ過ぎている気がします。

実際に介護をしたことがある人ならわかると思いますが、「介護者がいない」ということはどんなことが起きるかの想像ができないんでしょうね。

 

介護施設の意義について、「ADL・QOLの低下」「けがのリスクの増加」「終の棲家問題の答え」など色々問題になっていますが、最悪介護施設なんて一人の介護員でも回そうと思えば回りますよ。それが人の住み、暮らす場所としてどこまでかけ離れたものになるかはその施設によって違うでしょうが。

 

昔はおむつ交換など、夜間だろうと回数が多ければ多いほどいいなどと言われていました。それが利用者の睡眠の確保が必要といわれだし、介護職員の数の確保ができないことによる、回数の削減も緩和されてきた経緯があります。それだけおむつの性能の向上もあることにはあったにしろ、徐々に介護の在り方に変化があったんです。

 

つまり、もっとADLなどの考え方も変わっていくと私は思っています。