「老人福祉」か「サービス」か 選択的介護を考える 3/7
「老人福祉」か「サービス」か 選択的介護を考える(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
"第一に、介護サービスの質は、医療と異なり、一般の利用者も十分に判断が可能だ。
第二に、特に在宅介護サービスは多くの資本なしでも開業でき、新規事業者の参入が容易であるため、一部の大手事業者による保険外サービスの独占的な押し付けは困難だ。
第三に、医療保険にはないケアマネジャーという利用者の代理人が介在することで不当な価格での介護サービス購入を防ぐことができる。"
さすが、昭和女子大特命教授さんの寄稿ですね。
ただ
金持ちだけが利用できるサービスは不公平」(は)~ 低所得者を対象とした「老人福祉」の時代の産物
という表現は賛同しがたいです。
高齢者がより多くの費用を自発的に支払う ~ ベッドなどの収入で病院経営
全国的に入院病棟を持つ病院の開設が規制されており、病院に入れる高齢者には限界があります。この状態が続いているため、病院側はこれまで老健を建ててきましたが、その老健も赤字率が30%も超す状態にあり、老健の廃業・倒産も起きている状態です。
老健などの入所型の施設が減り始めている中で、病院側の判断で入院費用が上げれば、さらに入院できない患者が発生し、さらにはその受け皿となる福祉サービス難民が増え続けることになります。
私は福祉の世界に市場主義で向上するサービスはないと思っています。
なので選択介護の選択肢が減ることは不公平だと思います。
現状を維持するためにも、介護保険は現金支給にするべきだと考えます。