今週はこのニュースを特集します。
ワーキングケアラーの4割が、介護と仕事の両立を「相談したことがない」 2/22
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2402/22/news067.html
”介護と仕事の両立について誰かに相談したことがあるか、またその相談先を尋ねたところ、「相談したことはない」が最も多く、41.3%を占めた。”
なるほど、みんな相談先がなくて困っているのかなという印象をもちますよね。
活用していた介護の相談先は”ケアマネジャー”ともあるので、ますます居宅介護支援事業所が減少しているのは問題ですよねー とは思います。
ただ、気にかかるデータも一緒に載っていて、
”「介護と仕事の両立に必要だと思うもの」は、1位が「休みを取りやすい職場環境」(36.9%)、2位が「突発的に利用できる介護サービス」(36.7%)、3位「介護を理由に取得できる休暇」(27.2%)だった。”
「?」になりませんか?
題名にもなるくらいに、ケアラーの相談先がないことが問題なのかと思っていたのに、大事なのは両立に必要なものは「休み」だということになります。
そもそも項目に、「相談窓口を増やす」「相談しやすい受付づくり」などが無いように思えるのです。
これではケアマネジャーの窓口機能は十分果たせているのか、居宅介護支援事業所の減少は由々しき問題なのかもわからないです。
それよりも、制度上の「介護休暇」が浸透していないことのほうが問題にも感じるニュースでした。