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ニュース特集:保育士が対応に困る保護者の特徴 ~1/3

保育士の7割強「保護者とのトラブル経験がある」…対応に困る保護者の特徴は? 1/3

保育士の7割強「保護者とのトラブル経験がある」…対応に困る保護者の特徴は? - ライブドアニュース


▽友だち同士のケンカで自分の子は悪くないと親が介入してくる。
▽子どもが持ってきてはいけないものを内緒で持ってきて友達に渡していたこと。
▽連絡帳に書いた内容について、違う捉え方をされた。
▽自分の子どもの発表会の衣装が気に入らないからやめて欲しいというクレーム。
▽提出物の確認不足で保護者と行き違いになってしまった。
▽行事に対する事。コロナで保護者を入れない事への反発。
▽お迎え時間がルーズなことを指摘したら、役所に苦情を訴えられた。
▽子どもが友達と喧嘩した際、軽い擦り傷をしてしまい報告したのですが、どうして喧嘩をみていなかったのかという話になりました。

100人という少ないアンケート結果とはいえ、なかなか濃厚な回答が返ってきていますよね。
しかも近い体験をしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ただちょっと気になった部分がありました。それは

 

▽小学校を卒業する際に、感謝の手紙をくれたこと。

 

という部分でした。
確かにそれだけの信頼関係が気付けたことは素晴らしいですが、逆に言うと、その家族に対してだけ特別扱いをしなかったかが気になってしまいます。
もちろん、子育てで苦しんだご家庭だったのかもしれません。その苦境に手助けができることは、福祉職冥利に尽きることです。

でも、福祉職としてその感謝を求めなかったか?感謝されたいばかりに過剰に関わらなかったか?
というとのころが気になるのです。

上段の引用部分を見てもらってもわかるように、これらのクレームや保護者とのトラブルは「関わり不足」が引き起こしたものです。
本当はゆっくり話を聞いていたり、些細なことでも園への積み重なった不満などを聞き出せていたら、お互いに嫌な気持ちになるようなトラブルには発展しなかったのかもしれません。

それが出来なかった理由を保育園側として考えてみてください。もしかしたら、保護者によって対応に差があったのではないかとさえ感じるのです。
「この保護者はいい人だからやさしくしよう」「この保護者は話を聞いてくれないから、適当にあしらおう」などと、ありえない対応があったとしたから、「クレーム」と「手紙をもらうほどの信頼関係」という真逆の結果を出てきているのではないかと感じてしまいます。

私たちの仕事は、大規模な苦情を受けず大きな称賛がなくても、ただ粛々と利用者の安全・安心を保つ業務をこなすべきではないかと思っています。