ヌーソの皿の上

福祉とpc関係の記事です

ニュース特集:「特養に入った老妻が「薬の変更」で変わり果てた姿に」の介護のエキスパートさんの考え方に疑問

 

特養に入った老妻が「薬の変更」で変わり果てた姿に…悪いのは施設か、家族か。在宅介護のエキスパートはこう考える 12/5

特養に入った老妻が「薬の変更」で変わり果てた姿に…悪いのは施設か、家族か。在宅介護のエキスパートはこう考える(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

 

「施設は妻の症状が変わるごとに、その問題行動を医師に伝えてくれたこと自体を攻めるつもりはありません。ですが、妻がどんな状況なのか、どんな治療や薬を飲んでいるのかについては報告しないことが許せません。
ただ、他に選択肢があるかと言えば、ないんですよね。担当職員も限界だったことを考えると、担当職員に強く当たってしまったことを今となっては申し訳ないとも思います」

 

文面には総合失調症の話が出ていますが、全介助にまでなったのであれば廃用性症候群の話なのではないでしょうか?

 

総合失調症であれば、特養に精神科・心療内科の診療をお願いし、その病院から具体的な診療状況を確認すればいい話だと思います。ですが、この状況は廃用性症候群だからこそ、特養の介護で状態回復がされたものだと思えます。

 

特養は老健ではないので、薬の処方はされないですし、特養であれば専門分野でなくても嘱託医師の判断が優先されます。その診療方針に納得いかなかったにしろ、「すべて家族に報告がなかった」というのも、施設側のオーバーワークを招くのではないでしょうか?