ヌーソの皿の上

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ニュース特集:食べ物を喉につまらせ81歳死亡、特養側に1370万円支払い命令…地裁「危険性予見できた」

 

食べ物を喉につまらせ81歳死亡、特養側に1370万円支払い命令…地裁「危険性予見できた」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2475b382c89161d7b42a1f784f6b529fc554c747

"判決は、女性が以前から食事をかき込んで食べ、たびたび嘔吐(おうと)していたことから、「吐いた食べ物で窒息する危険性を予見できた」と指摘。女性が食事する際は職員が常に見守るべきだったのに、目を離した結果、女性が死亡したと認定した。"

 

Twitterでもずいぶん盛り上がっていましたね。

判決の良し悪しに問わず、まだ日本の裁判では介護現場に対して、ゼロリスク※を求めているんだということだけはわかりました。

 

ゼロリスク:リスクを限りなくゼロにすべきとする政策や考え方。死は確率事象であり、リスクがたとえ100万分の1と低い値であっても、死ぬ人にとってはすべてを失う。そして、生命は金に代えられないともされる。

 

imidas.jp

 

リスクがたとえ1%でもあったとしたら、その時点で100%の罪が発生するという考えに立てば納得の判決なようにも感じます。

 

家族を失うということの悲しみがわからないとはいいません。

 

でも、施設に家族を預けるということは、100%命を守ってくれるものでしょうか?

その時の介護を担当したものは、業務上過失致死傷を犯した罪人なんでしょうか?

施設に入れば絶対に死なないと保証しなければならないのでしょうか?

 

もう2年前の記事ですが、当ブログでも取り上げてきた内容なので、一緒に読んでいただければ・・・。

nu-so.hatenablog.com