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ニュース特集:介護職員不足と家族間虐待の現状

ベッドに縛り付け、勝手に財産処分…増える高齢者虐待 家族の介護疲れ一因、防ぐ手立ては 3/2

ベッドに縛り付け、勝手に財産処分…増える高齢者虐待 家族の介護疲れ一因、防ぐ手立ては(京都新聞) - Yahoo!ニュース

 

" 家族や親族から虐待を受けた人の総数は316人。女性が7割超を占め、年齢別は80~84歳、85~89歳、75~79歳の順に多かった。認知症もしくは疑いがある人の割合は66・5%だった。加害者については息子が37・1%と最も多く、夫の23・2%と合わせて男性による行為が目立つ結果となった。

 行為の種別(複数回答)は、たたく、ベッドに縛りつけて拘束するなどの身体的虐待が62・3%、怒鳴るなどの心理的虐待が38・6%、介護放棄が20・3%だった。財産を勝手に処分するなどの経済的虐待も15・2%あった。"

 

昨今では、施設職員の虐待行為が報道を賑わしています。

施設職員という、専門家、プロとしては、あってはならない虐待行為が行われることは断じて許されることではありません。

 

では、家族の虐待行為となった場合、なかなかその実態数を調べることは難しいはずです。家族という小さな社会、血縁者という切っても切り離しきれない関係、運命共同体であり経済共同体という濃厚な関係図の中で、どれほど虐待行為を「検挙」までできるでしょうか?

 

このアンケート結果は、滋賀県のものであり、全国的なものではありません。

 

でも、このように家族の高齢者虐待問題が報道になっているものは多くないようにも感じています。

 

介護職員が減る中で、同じく施設利用も選択を狭められる中、どうやって家族間での虐待を防ぐ方法があるのでしょうか?

 

「虐待行為」が行われていることへの問題視ばかりよりも、虐待行為を根絶するための方法にもっと触れてほしいと感じました。