職場の障害者虐待 「医療・福祉」が最多(厚労省)
"厚生労働省が4日に公表した「2023年度使用者(事業主や上司など)による障害者虐待の状況等」で、虐待が認められた事業所(重複あり)は前年度比4%増の447カ所、虐待を受けた障害者は16%増の761人だったことが分かった。"
"虐待を受けた障害者は知的、精神で7割強を占め、男性が6割。虐待種別は経済的虐待が8割で最多。障害者の就労形態はパート・アルバイトが6割、正社員が3割弱だった。
虐待をしたのは事業主が8割強、直属の上司が1割強。業種別では「医療・福祉」が23%で最も多く、厚労省によると福祉系事業所での虐待が目立ったという。ほかは製造業21%、卸売・小売業11%だった。"
いち福祉従事者として大変不本意な結果だと思っています。
私も障がい者の方と働いていました。
なかなか指示が通らなく、注意をすることもありました。かなり言葉づかい、内容には気を付けたつもりです。そしてなにより、大事にしなければならないのは、「わかりやすく」なんです。わかりやすく説明、指示をしたか、なにに対して注意したかまでを「わかりやすく」説明しなければなりませんでした。
今思うとわかりやすく伝えられたかなと不安になります。