ヌーソの皿の上

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定期施設監査書類偽造、委託費不正受領 ヒューマニティー保育園 福島県 2022.9.3

今回の特集は

“660万円を不正受給”郡山市認可保育所行政処分 8/31

www3.nhk.or.jp

↑関連:定期施設監査書類偽造、委託費不正受領 郡山の保育園を行政処分 9/1

https://news.yahoo.co.jp/articles/ffb978c437d6a799a7d934eed3184eec668c47c2

です。

 

指導を受けたヒューマニティー保育園のホームページ

humanity0310.com

 

 

"本来、常勤であるべき所長が非常勤で、要件を満たしていないにもかかわらず、令和元年9月から去年3月にかけて、市からの運営費用およそ660万円を不正に受け取っていたということです。"
"「当初から不正の認識はあった。~後略」"

 

ここで出てくる所長というのはわかりやすく言えば、「園長」のことを指します。

委託費上では、所長(園長)というのは必須のものではありませんが、配置した場合その分委託費が増える仕組みになっています。

このヒューマニティー保育園はそれを利用して、所長(園長)には週3日午前中だけの勤務にして人件費を浮かしたということです。また、在籍していない保育士1人を勤務していたと偽って報告し、虚偽の出勤簿や履歴書などを作成して提出していました。その浮かした人件費を監査で隠し、車両を買ったことで市から指導を受けた、というのが今回のニュースの内容になります。

 

経営者はうまい知恵を絞ったつもりでしょうが、制度理解が甘すぎです。いかに副園長を置こうが、所長が出勤しなくていいようにはなっていません。

 

働いていた方々も、不正の認識があったようですし、まさに経営者の浅知恵といえます。

 

この件の謝罪も必要でしょうが、個人的に思うのは、ホームページに掲載されている勤めている先生方の写真だけでも隠してあげてほしいです。