東京23区の認可保育所 半数超で0歳児が定員割れに
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220728/1000082790.html
現段階では、厚生労働省から令和4年4月1日の待機児童などの発表はなく、あくまでもNHK独自の調査結果のようです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20600.html
https://www.mhlw.go.jp/content/11922000/000840529.pdf
この表を元に、出生数と比較すると下記のようになりました
これまでの待機児童数と出生数の推移
|
待機児童数 |
前年度比 |
出生数 |
前年度比 |
2013(平成25)年 |
22,741人 |
-2,084人 |
1,029,817 |
-7,415 |
2014(平成26)年 |
21,371人 |
-1,370人 |
1,003,609 |
-26,208 |
2015(平成27)年 |
23,167人 |
+1,796人 |
1,005,721 |
+2,112 |
2016(平成28)年 |
23,553人 |
+386人 |
977,242 |
-28,479 |
2017(平成29)年 |
26,081人 |
+2,528人 |
946,146 |
-31,096 |
2018(平成30)年 |
19,895人 |
-6,186人 |
918,400 |
-27,746 |
2019(平成31)年 (令和元年) |
16,772人 |
-3,123人 |
865,234 |
-53,166 |
2020(令和2)年 |
12,439人 |
-4,333人 |
840,832 |
-24,402 |
2021(令和3)年 |
5,634人 |
-6,805人 |
811,604 |
-29,228 |
待機児童数の問題は、女性特に母親の就業率とも関係するので、出生数そのままを比較しても正しい比較にはなりません。
ですがご覧いただく通り、2021年時点で待機児童数が6,000人くらいで、毎年2,000~6,000人待機児童問題は解消されています。そこに毎年出生数が2万人減推移した場合、2022年で待機児童問題は1,000~2,000人くらいまで減っていることは想像に容易い話ですね。
この推移をたどれば、2023年には完全に待機児童0が達成される計算になります。
全国で定員割れの保育園が深刻化する事態が待ち構えています。
下記のような記事も書いていますので、あわせてお読みください
https://nu-so.hatenablog.com/entry/2022/04/10/160000
https://nu-so.hatenablog.com/entry/2021/12/05/160000