ヌーソの皿の上

福祉とpc関係の記事です

居酒屋けんざん(7) 行事食について

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「はりやまを

こえていけー♪」

 
     
 

「はりえさん、

もうクリスマスですね。

クリスマス終わったら

お正月ですよ。」

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「ほんとだ、

毎年月日が

早いわ。

こうやって

死んでいくんだ」

 
  「いやいや」

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「ところで

はりえさんの

小さい頃は、

クリスマス

何食べたんですか?」

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「うーん、

ケーキだろ、

五目御飯に

コーンスープ、

あと

ヨーグルトサラダ

など作って

もらったね。」

 
 

「なんだか

クリスマスっ

ぽくないですね?」

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「フライドチキン

なんて

食べたことなかったよ。

小さい頃。」

     
 

「ではお正月は

何食べたんです?」

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「そりゃおせちさ。

あとうちは

とうちゃん(夫)が

正月餅を

焼いてくれたんだ。

正月は

夫が働くものだって

いってたさ。」

 
 

「へーそういう風習も

あるんですね。

知らなかったです。」

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「雑煮の後に

水を汲んで

もらって飲むのさ。」

 

 

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「でも歳をとると

食べられるものが

減るもんだよ、

肉はほとんど

食べたくないね。」

      

 

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「ご高齢になればなるほどは特に肉類のタンパク質は必要だと言われてますよ。①おいしくものが食べられなくなった ②疲れやすく何をするのも面倒だ ③体重が以前よりも減ってきた などの症状が出てきたらフレイルと呼ばれる状態なんですよ。」


参照元厚生労働省 令和元年度食事摂取基準を活用した高齢者のフレイル予防事業より

https://www.mhlw.go.jp/content/000620854.pdf

 

 

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「なんだいそれ。

また横文字かい。

新しい認知症かい?」

 
  「(笑)いえいえ」

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フレイルは、「要介護状態に至る前段階として位置づけられるが、身体的脆弱性のみならず精神心理的脆弱性などの多面的な問題を抱えやすく、自立障害や死亡を含む健康障害を招きやすいハイリスク状態を 意味する。」 と定義されている。
参照元:高齢者の特性を踏まえた保健事業 ガイドライン

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12401000-Hokenkyoku-Soumuka/0000205007.pdf

 

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「高齢者になったらやせることは肥満より死亡率が高くなるといわれています。65歳以上の場合は、メタボ予防よりフレイル予防のほうが大切なんですよ。」

 

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「へー、

痩せろやら

太れやら

そんなに

うまくいかないん

だけどね。」

 
 

「毎日の食事を

バランスよく

とることが

何より大事

なんですが、

若いころ

食べていたものが

食べられなく

なったなどを

確認する必要性も

ありますよね。

クリスマスや

正月などの行事の

食事で確認する

のも一つの

パラメータとして

考えてもいいかも

しれませんね。」

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「クリスマスや

正月の食べ物は、

どこか努めて

食べるように

なっていた

かもね。

子どもの頃から

慣れ親しんできた

ものが食べられなく

なってきたとなれば、

病気なりを

疑うきっかけには

なるかもね。」

 
 

「その子どもの

ころから

食べてきたもの

っていうのも

最近では

いろいろな

諸事情が

でてきたんですよ。」

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内閣府では、保育所での食べ物はこんなことを気を付けるようにと指標が出されています。」

① 弾力があるもの → こんにゃく、きのこ、練り製品 など
② なめらかなもの → 熟れた柿やメロン、豆類 など
③ 球形のもの → プチトマト、乾いた豆類 など
④ 粘着性が高いもの → 餅、白玉団子、ごはん など
⑤ 固いもの → かたまり肉、えび、いか など
⑥ 唾液を吸うもの → パン、ゆで卵、さつま芋 など
⑦ 口の中でばらばらに
なりやすいもの → ブロッコリー、ひき肉 など

参照元:「平成 27 年度教育・保育施設等の事故防止のためのガイドライ
ン等に関する調査研究事業検討委員会:内閣府

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/administer/office/pdf/s59-4.pdf

 

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「はぁ、今はそ

んな時代なのかい。

昔は

そんなこと

なかったのにね。」

 
 

「さらに

コロナ禍で、

孤食・黙食なんかも

強いられたん

ですよね。」

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「食事の

楽しみも

あったもん

じゃないね。」

 
 

「それだけでは

ありませんよ。

アナフィラキシー

心配もあるので、

アレルゲンとなる

特定原材料7品目と

表示が勧められている

21品目および

魚介類の

合計29品目の

対応も必要に

なるんです。

園児は全員で

同じものすら

食べられなく

なって

きたんですよ。」

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「食事も

できたもん

じゃないね。

食べ物で

死の危険性が

あるのは確か

なんだろう

けどね。」

 

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「でも、思うんだよ。

おらの五目御飯

じゃないけど、

食べ物そのもの

よりも

クリスマスや

正月が楽しかった

という思い出を

作ることのほうが、

大切なんじゃない

かって。」

 

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家族で

食べること。

かつ子どもが喜ぶ、

子ども中心の食事で

あることのほうが、

行事としては

大事なのかもね。」

 

 

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「ところで、

ヌーソさんの

クリスマスは

何が出てきたの?」

 
 

「寿司と、

長芋の酢のものです。」

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「長芋の酢の物って

クリスマスで

出てくるかい?」

 
 

「出てくる

家だったんですよ。

二度と

食べたく

ありません。」

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「嫌な

思い出なんだね

(笑)」