これまでの、岸田内閣の看護師・介護士・保育士の年収アップの流れについてまとめておきます。
解説：
この流れから行くと、福祉業界で働く看護師や相談員・ケアマネージャーの取り扱いはどうなっていくんでしょうか？
また、支給時期が来年2月ごろまで引き延ばされるとなれば、処遇改善等加算同様の扱いになっていきます。これはどういうことかというと、全国の各事業所・保育園の給与規定にある俸給表への変更が遅れることにつながります。本俸に影響しない加算扱いになれば、退職金掛け金が上がるのかどうかもうやむやにつながります。
さらに処遇改善等加算は必ずしも、介護士・保育士の給与改善に使われていない問題もあります。
以上から言えば、先に各事業所・保育園の給与規定・俸給表変更を促し、差額分を事業所加算として請求できる仕組みをとるべきだったのではないでしょうか？そうすれば、2月まで支給時期が遅れることになる影響が減るものと思います。
スピード感はない印象を受けました。
俸給表を変えて、介護士・保育士の本俸改善を先行して行うことのほうが効果があるものと思います。
