今週の中で、気になったニュースはこちらです。
保育園で起きたヒヤリハット事例【アンケート結果】 10/28
https://hoiku-is.jp/article/detail/1067/
関連:「令和2年教育・保育施設等における事故報告集計」の公表について
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/uploaded/attachment/101789.pdf
解説:
①確率論からいえば、
幼保連携型認定こども園
施設数5,688 か所に対して負傷312 確率5.4%
幼稚園
施設数8,498 か所に対して負傷55 確率0.6%
施設数22,706 か所に対して負傷1,081 確率4.7%
幼稚園と保育園の違いから言えば、
幼稚園は預かり時間5時間の完全給食ではなく、3歳からしか利用できません。
保育園より圧倒的に預かる時間が少ないことが、負傷率が低い要因です。
②注目したいのは認可保育所の年齢別 負傷数
0歳:5人 1歳:48人 2歳:104人 3歳:149人 4歳:232人 5歳:373人 6歳:170人
となっていますが、
1歳と2歳との人数差だけ2倍以上ある事です。
月齢の問題はあるにしろ、0~1歳は乳児クラスで、2歳からは幼児クラスになると負傷率が上がっているんです。
保育園には3歳児配置改善加算があるんですから、2歳児も職員配置数の見直しを、公的価格評価検討委員会では取り上げてもらいたいものです。