ヌーソの皿の上

福祉とpc関係の記事です

福祉施設のPC

介護施設であろうと保育園だろうと支援事業所だろうと、どのタイプの福祉施設にでもいえるのは、PCのメンテナンスができていません。
PCの調子が悪いというので見てみると、大体の理由が、windowsのアップデートを途中で止めたのだろうという現象です。PCの管理者でもないのにwindowsのアップデートを止める人がいるのか、とお思いになる人もいるかもしれませんが、福祉施設の職員はほぼそうなります。

 

 


ぱっと書いてぱっと現場に戻りたい

 

職員はPCなんて経過記録などの記録物を書くだけのものであって、それ以外の勤務中はずっと利用者や園児のそばにいるんです。なので机で記録を打つ時間などは限られるのです。これは当然のことなので、職員のPCはちゃんとアプリケーションが動いてくれて、プリントアウトできるようになっていてくれれば、別に高価なパソコンは欲しくもないんですよね。でもPC側としてはwindowsのアップデートだけじゃなく、セキュリティソフトの更新やアクロバットリーダーの更新もできていないんです。お昼時間などの休憩ついでに記録を打とうとする職員たちがどっとパソコン操作をしだすので、無線ルーターも一気にパンパンになる始末。一応全台のPCが同時接続可能なルーターを用意し、DHCPで運用しているんですが、どうもルーターにはじかれているPCはがたまにあったりします。こんな中でも記録物を一気に打ち出せるPCたちのパフォーマンスとそのレスポンス。PCも頑張っていると思いますよ。

それでももっと早く

PCは白物家電ではないと言っているんですが、洗濯機や電子レンジのようにボタン一つですぐに動き出してほしいんですね。だから起動が遅いだけでも、みんなイライラします。起動ボタンを押し、メーカーのロゴが出てから、windows画面になるまでの真っ黒い画面がいつもより長いともう故障と思うんです。所有者は我慢できなくなって、スタートアップのアプリを無効にしたと連絡がくるんです。こちらも仕事人ですから、もう、すぐに「えーっ」って言ってしまいます。ですがこの仕事人はちょっと古いポンコツなので、「レジストリは触らないでって言ったじゃない」と興奮してしまいます。え?windows10はレジストリ触らなくても無効にできるの?知らなかった・・・。とこちらから謝ることもあります。

働き方改革でちょっとも残業するわけにいかなくなったので、みんな本当に必死で業務をこなしています。

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ちょっと不機嫌


打開策

 

ずっと提案し続けてきたんですが、windowsにこだわる理由はなんなんですか?ということです。最近はoffice365もweb上で操作できるんですし、業務用アプリはそのほとんどがwebサーバーで運用されているんですから、そのアプリケーションがブラウズ可能なブラウザーさえ搭載されていれば、もうwindowsにこだわる必要はないじゃないですか・・・。
私はクノーピクス愛好家(かなり古いバージョンの)ですが、さすがにLinuxはハードルが高いなら、クロムPCでいいんじゃないですかね。安いし、zoomも動くんですから。
みんなからの回答は、一からOSを覚えなおす時間がない、でした。 残念・・・

 

 

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